ASUS VivoTab Note 8(R80TA)にWindows10をクリーンインストールする
フリマアプリで売却予定だったWindowsタブレットにWindows10をクリーンインストールしてみました。
中古で購入したASUS VivoTab Note 8(R80TA)にLinuxを入れて遊んだりしてましたが、しばらく使ってないので元通りにして売却することにしました。
元々この機種はWindows8.1ですが、前の所有者がWindows10にアップグレードしていたようなのでWindows10をクリーンインストールします。
Windows10のインストール
Windows 10 のダウンロード
上記ページの「ツールを今すぐダウンロード」からダウンロードできるツールを使って、インストール用USBメモリを作成します。
R80TAにOTGケーブルとUSBハブ(USB2.0のほうがいいかも)を経由して、作成したUSBメモリとマウスとキーボードを接続します。
ESCキー(F2だったかも)を押しながら電源ボタンを長押しして電源を入れます。
BIOS上で起動順序をUSB優先にしWindowsインストーラを立ち上げます。
あとは画面の指示に従ってインストールを完了させましょう。
この時点ではWi-Fiは使えるがタッチパネルは使えないので、各種ドライバをインストールしていきます。
ドライバのインストール
メーカーのサポートページからドライバをダウンロードします。
ASUS VivoTab Note 8 (M80TA) Driver & Tools | タブレット | ASUS 日本
「OSを選択してください」のところで「Windows 8.1 32-bit」を選択し、下記のドライバをダウンロードします。
- Intel(R) Trusted Execution Engine Interface
- SOC Driver Package
上から順にインストールしていきます。
試したところ、Realtek Audio DriverやWacom Digitizer Driverを入れなくてもSOC Driver Packageをインストールすることで、スピーカーやタッチパネル(指、タッチペン)が使えるようになったので、上記2つを適用するだけでいいと思います。
余談
上記手順によりWindowsタブレットとして無事使えるようになったため、試しに普段使いのノートパソコンの傍らにある動画再生用のAndroidタブレットと置き換えて、Mouse Without Bordersをインストールしてみました。
このソフトは複数のWindowsマシン間でキーボードとマウス入力を共有するMicrosoft純正ソフトなのですが、これを入れることでWindowsタブレットを疑似的な外付けディスプレイに転用しようと思ったのです。
どういうことかを箇条書きにすると、
- 2台のマシンで作業を分担したい(タブレットで動画再生、ノートパソコンで作業)
- この場合マウスとキーボードはそれぞれに用意する必要がある
- 置ける場所が限られているので入力装置を共有したい
- Mouse Without Bordersを導入することで切り替えを意識することなく複数台のPC間で共有可能
- 例えばマウスカーソルは1台目の画面から2台目の画面にシームレスに移動できる
- ファイルのコピーなども可能になる
- 上記を踏まえると、あたかもマルチモニタで画面を拡張して作業するような使い方ができるのでは?と妄想
…というわけです。
目論見どおりマルチモニタのような使い方ができるようになりました。
Windows10の標準機能であるワイヤレスディスプレイの場合、画面を転送するのでマウスやキーボードを操作するだけでも遅延が気になりましたが、この方法でははもたつきが一切なく快適に操作できます。
そういうわけで本機の活用方法が見つかってしまったので、しばらくはまだ手元に置いておくことにします。